【VT】Vanguard Total World Stock ETFは全世界株式8200銘柄へ投資が可能なETF

  • 2019年10月28日
  • 2019年12月15日
  • 海外ETF
Vanguardロゴ


おはようございます。

FTSE Global All Cap Indexへの連動を目指すETFのうち、Vanguardが提供している商品がVTになります。

類似商品としてACWIなどがあります。

詳しくみていきましょう。


VTってどんな銘柄?

VTの概要



Vanguard Total World Stock ETFはFTSE Global All Cap Indexへの連動を目指す商品です。


FTSE Global All Cap IndexはFTSE Russellが算出しています。

先進国、新興国を含む47カ国の大型株から小型株が対象です。

これにより全世界株式の時価総額、約98%をカバーすることになります。


ETF名 Vanguard Total World Stock ETF
提供会社 Vanguard
ティッカー VT
ベンチマーク FTSE Global All Cap Index
経費率 0.09 %
開始日 2008.06.24
純資産総額 $11.9 B
配当利回り 2.28 %
権利落ち月 3月、6月、9月、12月
配当月 3月、6月、9月、12月

Vanguard 2019.09.30_Dividend.com



純資産総額は2019年9月30日現在で11.9 Bドルです。

純資産総額:VT > ACWI(10.6 B)

経費率:ACWI(0.31%) > VT

配当利回り:ACWI(2.40%) > VT

となります。

配当は年4回に分割して支払われます。


VTのトータルリターン

年率 1年 3年 5年 10年 設定来
トータルリターン (%) 1.19 9.70 6.91 8.562 5.97
インデックス (%) 1.03 9.78 6.99 8.66 6.01

Vanguard 2019.09.30



VTのトータルリターンは年基準です。

ここ5年では6.91%、設定来は5.97%になります。


VTのチャート



VTの設定来のチャートです。


VTのチャート
VT Googleファイナンス



VTの設定は2008年です。

直後のリーマンショック時には下げますが、順調に回復しています。

VOOやVTIに比べると見劣りしますが、分散性を考慮すると十分でしょう。


ポートフォリオの特性

構成株式銘柄数 8218
時価総額の中央値 46.2 B
収益成長率 11.4 %
株価収益率 (PER) 17.2 x
株価純資産倍率 (PBR) 2.1 x
自己資本利益率 14.1 %
非米国株式 45.1 %
回転率 2019.01.31 8.9 %

Vanguard 2019.09.30



構成銘柄数:VT > ACWI(1429)



VTの構成上位10銘柄と比率

上位10銘柄 比率 (%)
Microsoft Corp. 1.992
Apple Inc. 1.912
Amazon.com Inc. 1.355
Facebook Inc. Class A 0.803
JPMorgan Chase & Co. 0.705
Alphabet Inc. Class A 0.702
Alphabet Inc. Class C 0.688
Johnson & Johnson 0.648
Nestle SA 0.591
Procter & Gamble Co. 0.579

Vanguard 2019.09.30




2019年9月30日時点での構成上位10銘柄です。

お馴染みの有名企業で占められています。


VTの地域別構成比率

地域 比率 (%)
North America 58.4
Europe 18.6
Pacific 12.9
Emerging Markets 9.7
Middle East 0.2
Other 0.2

Vanguard 2019.09.30

VTの市場別上位10カ国構成比率

市場 比率 (%)
United States 55.3
Japan 7.7
United Kingdom 5.0
China 3.4
Canada 3.1
France 3.0
Switzerland 2.6
Germany 2.5
Australia 2.2

Vanguard 2019.09.30




全世界の株式市場を対象として構成していますが、米国が約半分を占めています。

日本、英国、中国と続きます。

すでに日本への投資を行っている方は、検討の余地有りですね。


[楽天・全世界株式インデックス・ファンド]はVTに連動の投資信託



東証にはVTそのものや、国内籍版はありません。

投資信託にはなりますが、楽天投信投資顧問より楽天・全世界株式インデックス・ファンドが提供されています。

ベンチマーク先はVTです。

2019年10月現在で公表されている実質運用管理費は0.217%程度となります。

VTの0.09%分に運用管理費やその他の経費が上乗せされています。

VTにはドル購入・売却経費、配当金への日米課税、それを一部回収するための外国税額控除(確定申告)、配当金の再投資等が発生します。

楽天VTは配当金が発生せずに、自動的に再投資されます。

配当金は出ませんが、円で購入可能である楽天VTも十分に検討する価値はあるのではないでしょうか。


まとめ



VTは外国ではそれほどではありませんが、日本では常にランキング上位に入るほど人気です。

全世界の株式を投資対象としていますので、他に債券ETFやREIT ETFを購入しておけば分散投資が完了します。

投資先を拘りたい方には物足りないかもしれません。

ここ10年間は圧倒的に米国投資が恩恵を得てきました。

将来は誰も予想がつきません。

米国、日本以外への投資銘柄を保有されていない方は検討してみてはいかがでしょうか。


【ACWI】iShares MSCI ACWI ETFは全世界株式1400銘柄へ投資が可能なETF

【VOO】Vanguard S&P 500 ETFは米国市場500社へ投資が可能なETF

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