【VYM】Vanguard High Dividend Yield ETFは高配当400銘柄へ投資が可能な高配当のETF

  • 2019年9月22日
  • 2019年10月22日
  • 海外ETF
Vanguardロゴ


おはようございます。

FTSE High Dividend Yield Indexへの連動を目指すETFのうち、Vanguardが提供している商品がVYMになります。

連動先は異なりますがHDV、SPYDといった競合商品もあります。

詳しくみていきましょう。


VYMってどんな銘柄?

VYMの概要



Vanguard High Dividend Yield ETFはFTSE High Dividend Yield Indexへの連動を目指す商品です。


FTSE High Dividend Yield IndexはFTSE Russellが算出しています。

グローバル株式のうち、平均よりも高い配当利回りの株で構成されています。

配当が無いグロース株や不動産投資信託(REITS)等が除外されているのが特徴です。


ETF名 Vanguard High Dividend Yield ETF
提供会社 Vanguard
ティッカー VYM
ベンチマーク FTSE High Dividend Yield Index
経費率 0.06 %
開始日 2006.11.10
純資産総額 $24.81 B
配当利回り 3.52 %
権利落ち月 3月、6月、9月、12月
配当月 3月、6月、9月、12月

Vanguard 2019.08.31_Dividend.com



純資産総額は2019年8月31日現在で24.8 Bドルです。

純資産総額:VYM > HDV(8.0 B) > SPYD(1.8 B)

経費率:HDV(0.08%) > SPYD(0.07%) > VYM

配当利回り:SPYD(4.74%) > VYM > HDV(3.33%)

となります。

配当は年4回に分割して支払われます。


VYMのトータルリターン

年率 1年 3年 5年 10年 設定来
トータルリターン (%) 1.86 9.05 8.27 12.51 7.56
インデックス (%) 1.87 9.10 8.34 12.61 7.65

Vanguard 2019.08.31



VYMのトータルリターンは年基準です。

ここ5年では12.51%、設定来は7.56%になります。


VYMのチャート



VYMの設定来のチャートです。


VYMのチャート
VYM Googleファイナンス



VYMの設定は2006年です。

何度か不況を経験していますが、上昇傾向であることがわかります。


ポートフォリオの特性

構成株式銘柄数 409
時価総額の中央値 102.3 B
収益成長率 4.2 %
株価収益率 (PER) 16.3 x
株価純資産倍率 (PBR) 2.3 x
自己資本利益率 15.5 %
非米国株式 1.4 %
回転率 2018.10.31 13.0 %

Vanguard 2019.08.31



構成銘柄数:VYM > SPYD(80) > HDV(75)

構成銘柄数:VTI(3591) > VOO(509) > VYM

高配当株を厳選して組み入れているため、上記商品よりは少ないようです。


VYMの構成上位10銘柄と比率

上位10銘柄 業種 比率 (%)
JPMorgan Chase & Co. Financials 3.551
Johnson & Johnson Health Care 3.418
Procter & Gamble Co. Consumer Goods 2.979
Exxon Mobil Corp. Oil & Gas 2.905
AT&T Inc. Telecommunications 2.581
Verizon Communications Inc. Telecommunications 2.413
Chevron Corp. Oil & Gas 2.249
Merck & Co. Inc. Health Care 2.232
Intel Corp. Technology 2.129
Coca-Cola Co. Consumer Goods 2.115

Vanguard 2019.08.31




2019年8月31日時点での構成上位10銘柄です。

VOOやVTIとは大幅に異なります。

無配株やグロース株であるアップル、アマゾン、フェイスブック、アルファベット、バークシャー・ハサウェイなどは除外されています。


VYMの業種比率

業種 比率 (%)
Financials 18.1
Consumer Goods 14.4
Health Care 12.6
Technology 10.4
Consumer Services 9.9
Utilities 9.1
Oil & Gas 8.6
Industrials 8.3
Telecommunications 5.1
Basic Materials 3.5

Vanguard 2019.07.31




金融、一般消費財、ヘルスケア、テクノロジーなどの分野へ多く投資されています。

VOOやVTIとは異なります。

テクノロジーの割合が抑えられており、金融分野の割合大きいですね。


[楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド]はVYMに連動の投資信託



東証にはVYMそのものや、国内籍版がありません。

投資信託にはなりますが、楽天投信投資顧問より楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドが提供されています。

ベンチマーク先はVYMです。

2019年9月現在で公表されている実質運用管理費は0.274%程度となります。

VYMの0.06%を含めた信託報酬0.122%に販売委託手数料0.051%、その他費用0.101%が上乗せされています。

VYMにはドル購入・売却経費、配当金への日米課税、それを一部回収するための外国税額控除(確定申告)、配当金の再投資等が発生します。

楽天VYMは配当金が発生せずに、自動的に再投資されます。

配当金は出ませんが、円で購入可能である楽天VYMも十分に検討する価値はあるのではないでしょうか。


まとめ



VYMはVTI、VOOよりは少ないですが、約400社へ投資が可能です。

資産規模も大きく、経費率が0.06%と抑えられており、VTI、VOOよりも配当金額が大きなETFです。


トータルリターンではVTIやVOOの方が優位ですが、少し劣る程度です。

株価の上昇が劣る分を配当金で補っています。


高配当ETFは金融危機等、株価が下落した際に配当金が安定して入金されるということがポイントです。

確かに配当を得るということは、都度税引されるということです。

トータルリターンは必然的に劣後するでしょう。

しかしながら、株価暴落時に安くなった銘柄を仕込む機会を逃さない、その後の上昇相場に乗っかる、これらを行うためには資金力が必要です。

株価もそこそこ成長が見込むことができる、配当金も安定して入手できる、そのようなETFがVYMです。

VTIやVOOが人気ですが、VYMをポートフォリオに加え、長期保有をしてみてはいかがでしょうか。


[HDV] iShares Core High Dividend ETFは高配当75銘柄へ投資が可能な高配当のETF

[SPYD] SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETFは高配当80銘柄へ投資が可能な高配当のETF

[VOO] Vanguard S&P 500 ETFは経費率が最安値のETF

[VTI] Vanguard Total Stock Market ETFは経費率が最安値水準で米国市場全体へ投資ができるETF

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