おはようございます。
ネット銀行は手数料の低さや金利の高さが魅力です。
条件を満たすと回数制限はありますが、手数料が無料になる場合もあります。
普通預金の高金利や、コンビニATMで出金が可能な場合が多いため、普段使いにもおすすめですね。
今回は楽天グループのサービスとも相性のいい、楽天銀行について確認していきましょう。
楽天銀行のメリット・デメリット
楽天銀行のメリット
楽天銀行の主なメリットは
- 近くのコンビニATMで24時間365日利用可能
- ATM手数料が無料 (条件により最大7回まで)
- 他行宛の振込手数料が無料 ( 条件により最大3回まで)
- サービス利用で楽天スーパーポイントが貯まる、使える
(ハッピープログラム) - パソコンやスマートフォンで残高照会や振込が可能
- 普通預金の金利が高い
- SPU対象
- 楽天証券と強力に連携
それぞれ簡単にみていきましょう。
近くのコンビニATMで24時間365日利用可能
街中やロードサイドにあるコンビニで、営業時間を気にせずに入出金が可能です。
- セブン銀行
- イオン銀行
- ステーションATM PatSat
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- E-net
- ローソン銀行
- ゆうちょ銀行
- VIEW ALTTE (出金のみ)
これだけ対応していると、どこでも出金できる感覚ですね。
ATM手数料が無料 (条件により最大7回まで)
新規口座開設後は6ヶ月間はATM手数料(月5回まで)が無料になります。
7ヶ月以降も後ほど確認するハッピープログラムを利用することにより、最大7回まで無料にすることができます。
他行宛の振込手数料が無料 ( 条件により最大3回まで)
楽天銀行間の振込は何回でも無料です。
他行への振込はハッピープログラムへ登録を行い、条件を満たした場合に最大3回まで無料になります。
1つ目の条件は給与・賞与・公的年金の受取口座に指定し、「給与振込」の電文で振り込まれた場合に翌月の手数料が3回まで無料になります。
2つ目の条件は後ほど確認するハッピープログラムを利用することにより、最大3回まで無料になります。
条件の重複はされません。
両方を満たしたので月6回無料とはならず、あくまで最大3回までとなります。
サービス利用で楽天スーパーポイントが貯まる、使える
(ハッピープログラム)
楽天銀行利用者の優遇プログラムがハッピープログラムになります。
手数料の無料回数が増えたり、楽天スーパーポイントが貯まったり、利用できるようになります。
楽天銀行へログイン後、楽天会員の情報を連携させればプログラム登録が完了となりますので、必ず行うようにしましょう。
(以下の情報は2019年8月24日現在のものです)
ハッピープログラムは5つのステージに分類されます。

各手数料が無料になるのは2番目のアドバンストからになります。
対象の取引を月に5件以上行うか、楽天銀行残高を10万円以上にしておきましょう。
件数や残高の判定は毎月25日時点での残高、前月26日〜25日までの取引件数で決定されます。
ハッピープログラム対象のサービスは以下の種別となります。
- 振込・入金
- 支払い
- 公営競技
- 楽天証券
- 楽天edy
- 楽天ウォレット
- 楽天銀行即時入金サービス
- 宝くじ
よく利用されそうな対象サービスをピックアップすると
- 他行口座からの振込 (振込日ごと)
- 他行口座への振込 (1件ごと)
- ATM取引 (1件ごと)
- 給与等の受取 (1件ごと)
- 楽天カードの口座振替 (1件ごと)
- その他の口座振替 (1件ごと)
- 楽天証券の自動入金(スイープ) (入金のあった日ごと、月3件まで)
いかがでしょうか。
月5件を達成し、アドバンストステージになれそうな気がしてきませんか?
他にも色々ありますので、各種別の詳しい内容は公式サイトで確認してみてください。
また、ハッピープログラムにエントリーしていると、楽天スーパーポイントを支払いに利用できるようになります。
- 振込手数料の支払い
- デビットカードの支払い
- 楽天銀行少額あんしん保険の保険料の支払い
- プリペイドカードのチャージ
1ポイント=1円として利用可能です。
パソコンやスマートフォンで残高照会や振込が可能
楽天銀行では様々なサービスをパソコンのみならず、スマートフォン上でも利用することが可能です。
外出先で簡単に手続きが完了できるのは大きなメリットでしょう。
普通預金の金利が高い
ネット銀行は実店舗を持たないため、実店舗型銀行よりも運営コストがかかりません。
そのために手数料が抑えられていたり、金利が高い傾向にあります。
普通預金の金利を考える
楽天銀行の場合、普通預金の金利は3段階に分かれます。
条件 | 普通預金金利 |
円普通預金 | 0.02% |
円普通預金 (楽天カード引落口座) | 0.04% |
円普通預金 (マネーブリッジ) | 0.10% |
2019年8月現在 税引き前
楽天銀行の口座を開設するだけで普通預金の金利が0.02%になります。
定期預金の金利ではなく、普通預金の金利です。
メガバンク等大手銀行の普通預金金利が0.001%なので、楽天銀行へ預けるだけで20倍になります。
楽天カードの引落口座を楽天銀行に設定することにより、普通預金の金利が0.04%まで上がります。
楽天カードの利用金額引落があった翌月1ヶ月間に適用されます。
注意しておきたいのは、楽天カード利用金額請求日である毎月27日(休業日の場合は翌営業日)に引き落とされた場合にのみ適用判定があります。
27日に残高が足りない等で引き落としがされなかった場合、再振替サービス(自動再引き落とし)で支払いを行なった場合、その他の方法で支払いを行なった場合には0.04%へ金利UPが適用されません。
楽天カードで楽天スーパーポイントがザクザク貯まる
楽天証券との口座連携サービスであるマネーブリッジを利用している場合には、普通預金の金利が0.10%まで上がります。
月末時点でマネーブリッジの設定が完了されている場合、翌月1ヶ月間に適用されます。
楽天証券はSPU対象であったり、楽天カード利用での投資が大変お得です。
可能であれば楽天証券口座を開設し、金利0.10%を享受したいものですね。
SPUの対象
楽天銀行の口座から楽天カードの利用金額を引き落とすことにより、普通預金の金利アップだけではなく、SPU(スタートアッププログラム)の還元率が1%増えます。
ポイントがザクザク増えていきますね。
楽天証券と強力に連携
楽天グループ内の金融系サービスということで、楽天銀行と楽天証券の連携は強力です。
マネーブリッジでは以下のようなサービスを利用可能です。
- 楽天銀行普通預金の優遇金利
- 楽天銀行、楽天証券間の自動入出金(スイープ)
- 楽天証券取り引きのハッピープログラム対象化
- 楽天証券サイトでの楽天銀行口座普通預金残高表示
- 投資あんしんサービスによる保証金等の自動振替
- らくらく入出金
利用しないサービスもあるかと思いますが、とりあえず普通預金の金利を0.10%まで上げておきましょう。
口座連携サービス−マネーブリッジを利用し金利を0.1%にしよう!
楽天銀行のデメリット
デメリットをあえてあげると以下が考えられます。
- ATM手数料無料の回数が多くはない
- 他行宛の振込手数料無料の回数が多くはない
- 定額自動入金サービスがない
ざっとみていきましょう。
ATM手数料無料の回数が多くはない
他行では条件によりますが、無料の回数がもっと多いところもあります。
回数をどう感じるかは、ライフスタイルによりますね。
他行宛の振込手数料無料の回数が多くはない
こちらもATM手数料の場合と同様です。
メインバンクとして利用すると足りない場合があるかもしれません。
実店舗型銀行に比べると格段にお得だとは思います。
定額自動入金サービスがない
毎月自動で楽天銀行へ定額を入金したい場合、定額自動入金サービスがないのがデメリットとなります。
楽天銀行をサブバンクとして利用する場合に感じるのではないでしょうか。
メインバンクから楽天銀行への振込を手数料なしで自動化する
他行を利用することにより解消されますので、利用の検討をしてみてはいかがでしょうか。
楽天銀行の口座開設は簡単
1.事前の準備
楽天銀行の口座開設に必要な書類は本人確認書類のみとなります。
印鑑も申込書も不要です。
本人確認書類の確認方法は3つの方法から選ぶことができます。
方法によって口座開設までの期間も異なりますので、内容を確認した上で選択すると良いでしょう。
後々ハッピープログラムやSPUを利用する際に必要となりますので、事前に楽天会員に登録しておきましょう。
口座開設の申し込みも簡単になります。
全ての基本、楽天会員になろう!
また、口座開設前にエントリーすることによりポイントまたはお買い物パンダのぬいぐるみがもらえますので、忘れずにエントリーをしておきましょう。
[スタートボーナスチャンス] エントリーでポイントまたはぬいぐるみをゲット! [パンダフルライフコレクション]
入力フォームにも項目の説明がありますが、念のために確認していきましょう。
2.楽天銀行のサイトを開きます
はじめに楽天銀行のトップページを開きましょう。
口座開設を行うには「口座開設申込」をクリックします。
口座開設のページへ移動しますので、「楽天会員の方 かんたん口座開設お申込み」、「楽天会員でない方 口座開設のお申込み」のどちらかをクリックしましょう。
楽天会員の方は会員情報に登録済みの項目の入力を省くことができます。
注意:スタートボーナスチャンスへエントリーした方はそちらサイト上の口座開設ボタンから申し込みを行なってください
今回は楽天会員でない方の流れを確認します。
3.口座開設申込情報の入力
口座開設の申込に必要な情報の登録画面に移ります。各項目の選択や入力を行なっていきましょう。


基本情報です。


キャッシュカードの選択です。
- 楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)
- 楽天銀行シルバーデビットカード(VISA)
- 楽天銀行セディナカード
以上の3種は年会費が発生します。
内容を確認の上、必要なものを選択するようにしましょう。


本人確認書類の確認方法です。
書類の種類によって選択できる確認方法が異なります。
また、口座開設までにかかる期間も異なります。
最短はアプリの利用となりますので、内容を確認してから選択するのが良いでしょう。
約5日ほど早く口座が開設できるようです。

楽天証券口座については可能であれば同時に開設するのがおすすめです。
メリットの項目でも確認しましたが、マネーブリッジにより普通預金金利が0.10%に跳ね上がります。
別途楽天証券口座の開設申込みを行う手間が減りますので、チェックを入れておきましょう。

表明・確約を行なった上で「次へ」をクリックします。
4.そのほかの項目を入力する
暗証番号・パスワードの入力、入力情報の確認、規約の確認・同意を行い、申し込みは完了となります。
5.アプリで本人確認書類を送付する
申し込み登録時に本人確認書類を「スマートフォンアプリで送付する」を選択した場合は、引き続き手続きを行いましょう。
口座開設の申込完了時に申込受付のメールが送信されていると思います。
メールに「登録番号」、「アクセスキー」が記載されていますので、アプリへ入力の上、書類を送付しましょう。
- アプリのダウンロード
- アプリケーションの起動
- メール記載の承認情報の入力 「登録番号」、「アクセスキー」
- 本人確認書類の選択
- 本人確認書類の撮影
- 撮影した画像の確認
- 撮影した画像の送信
送信から2日〜2週間程度で口座開設が完了します。
6.口座開設後にやること
口座開設が完了すると、「ThankYouレター初期設定ガイド」が届きます。
書類には初期ユーザIDと仮ログインパスワードが記載されています。
ガイドに沿ってログインを行い、初期設定を行いましょう。
また、忘れずに楽天銀行の口座情報と楽天会員の情報をリンクさせておきましょう。
「楽天会員リンク登録」を行うことにより、ハッピープログラムへのエントリーも完了となります。
楽天証券口座の同時開設も行なった方はマネーブリッジの申し込みを忘れずに行いましょう。
「マネーブリッジ申込」を行うことにより、金利の上昇や各サービスを利用できるようになります。
スタートボーナスチャンスへエントリーした方は1000円以上入金した上で、楽天銀行口座の特典ポイント受取一覧ページを開き、「ポイントを受け取る」をクリックしましょう。
まとめ
楽天銀行は多くのメリットがあるネット銀行です。
他の楽天サービスと組み合わせることにより、利便性がアップします。
単純にネット銀行として利用する場合においても、普通預金の金利が0.02%と優秀です。
皆さんも利用を検討してみてはいかがでしょうか。